
『そらといろ』では「放課後等デイサービス」、「児童発達支援」のご利用を通じて、食事、排泄、衣服着脱の自立だけでなく、集団生活から仲間との協調性や、ルールを学び、社会へと巣立って欲しいと考えております。
開設当初からご利用いただき、卒業を迎えられた方々はそれぞれ新しいステージで頑張っています。
おかげさまで、『そらといろ』を卒業された方は100人を超えました。
『そらといろ』の「放課後等デイサービス」、「児童発達支援」をご利用になさった方の声をご紹介いたします。
ご卒業、ご卒園された皆様からの温かいメッセージは、いつまでも職員一同の心の支えとなり、いつも励みとなっています。
心より感謝を申し上げます。
放課後等デイサービスご利用者様からのおたより
6年間一緒に娘を育てていただき、ありがとうございました。
2018年3月31日 所沢おおぞら特別支援学校 卒業生 S.C様
中学1年生でふじみのそらを利用し始めてからの6年間、皆様には本当にお世話になりました。
基本週2日という多くはない利用でしたが、娘はいつも利用日を楽しみにし、帰宅後は楽しかった活動の様子をつたないながらも、いろいろ話してくれました。
利用を始めた当時はまだ放課後デイも少なく、「自分(母)が楽をしたいだけなのでは」という周囲の声もあって、私自身利用をためらう思いがありました。
ですが、ただ預かるだけのデイもある中、しっかりねらいをもった活動内容、外食や工場見学などの様々なお出かけ、毎月の避難訓練、優しさも厳しさも備えた子供への対応、そして何より登所を喜ぶ娘の笑顔に日々安心してお願いすることができました。
また娘だけでなく母の私も、ものすごく助けていただきました。
物理的に時間が空くことはもちろんですが、それにより心の余裕ができたことの有難みはとても大きかったです。
そして半年に一度の個別支援計画は、デイでの娘の様子がはっきりと目に浮かぶ、娘のことをしっかり見て理解して下さろうとする皆様のお気持ちがあふれるもので、そんな方々を娘について相談したりお話ししたりすることは私にとって得難い時間でした。
この春、娘は高校を卒業し、4月から作業所という新しい環境に活動の場を移します。
戸惑うことも壁にぶつかることもあるかと思いますが、ふじみのそらで過ごした時間を糧に新しい成長を見せてくれることでしょう。
6年間一緒に娘を育てていただき、ありがとうございました。
今後の『そらといろ』の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
『ありがとう』
放課後の楽しみになっています。

所沢おおぞら特別支援学校 小学部 S・T様
小学1年生の冬、我が子は『青空』に通い始めました。
我が子は、発語がなく、初めての場所や人が苦手で、すぐにかんしゃくを起こし大泣きしてしまうことが多く、通い始めのころは、『青空』に着いても送迎車から降りなかったりしたこともあったそうです。 慣れるまで時間はかかりましたが、先生方が根気強く、でも無理はせず我が子に寄り添ってくださいました。
早いものであれから約6年が経ち、今では『青空』に行くことを毎回楽しみにしています。
土曜日等の自宅送迎の日などは、お迎え時間の30分も前からソワソワして待っているほどです。
小学校高学年の頃、文字や言葉に少し興味を持ち始めた時は、本人が好きなもので楽しく覚えられるよう、先生やお友達の名前や、電車の名前などでいろいろ工夫して、文字や発語を一緒に練習してくださいました。
半年ごとの面談は、私の楽しみでもあります。
日々の活動の様子も詳しく聞かせていただけたり、これからの課題や支援内容をとても細かく、本人に合わせた計画を立ててくださり、私自身もとても勉強になります。
保護者からの要望にも丁寧に対応してくださいます。
親と同じように子どもの事を一緒に考え、成長を喜んでくださる先生方の存在は本当に有り難く、私たちは安心して我が子をお願いすることが出来ます。
面談後は心が少し軽くなって、また頑張ろう!といつも元気をいただいています。
親子共々、大好きで大切な場所です。
これからもよろしくお願い致します。
スモールステップで寄り添い、何より家庭との連携を大切にしてくださった

所沢おおぞら特別支援学校 高等部 S・T様
青空さんとの出会いは、子どもが4年生の冬です。
学童でも対応できず、でも仕事もしなくてはならない…
そんなときに放課後デイ開設の話を聞き、急いで申し込みに行ったことを思い出します。
通所するようになっても多々のこだわりはなかなか変化することもなく、親である私も諦め半分でいました。
ですが先生方は決して諦めることなく、この行動の裏にはきっとこういうことが…じゃあどうしたらいいか、を一緒に考え実行してくださり、上手くいかなくても何度でも子どもに寄り添ってくださいました。
そして、高校生になった今、あれほど強くこだわっていたことの数々は全くと言っていいほどなくなり、落ち着いています。
これは、先生方が子ども一人ひとりにスモールステップで寄り添い、何より家庭との連携を大切にしてくださったからだと思います。
子どもだけでなく、この子には無理と最初から諦めてしまっていた私も、親子ともに育てて頂きました。
青空さんでお世話になって、もうひとつうれしいことがあります。
それは子どもが年下の子を気遣ったり、手をつないであげたりと、お友達にも目を向けられるようになったことです。
異年齢の子が集う青空さんで、今度はどんなことを学んでくれるのかな?と今後も楽しみでいっぱいです。
いつも本当にありがとうございます!これからも親子ともに宜しくお願いします!
親子共々お世話になっております。大切な存在です。

所沢おおぞら特別支援学校 M・Y様
ふじみのそらさんには、小1の時に入れていただきました。
入った頃は、身の回りのことがほとんどできず、おむつもとれていなかったので心配しましたが快く受け入れていただきました。
今は、だいぶできることが増え、コミュニケーションも増えました。
子供のことでは、よく相談もさせていただき、アドバイスをたくさん頂きました。
細かく、よく把握してくださっているので本当に的確でありがたいです。
外出体験では、一人で外を歩くことは、まだ危ない息子ですが、安心してお任せすることができ、社会体験をたくさん重ねることができています。
放課後に、家庭だけではできない療育、調理や工作、集団遊びが経験できるのは、友達を意識し始めた息子には本当に大切です。
ふじみのそらさんは、息子の成長には欠かせない存在になっており、本当に感謝しております。
息子も、先生のことを、良き理解者だと思っているのでしょう、素をだして楽しく毎回通っています。
いたずらも、時にはしているようです・・・
家庭でも、ふじみのそらさんでも、同じような態度で過ごしているようで、安心できる場所なのだろうなと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
息子が笑顔で楽しく安心して通える場所。出会いに本当に感謝しています。
上尾かしの木特別支援学校 O・T様
私の息子には、自閉症と知的障がいの重いハンディキャップがあります。こだわりが強く初めての体験や先の見通しのもてないこと、いつもとはちがう突然の予定変更が大の苦手です。
そして17歳になる今でも発語がまったくありません。様々な生きにくさを抱えていますが、それでも毎日を元気に一生懸命生きています。
食いしん坊で音楽を聴くことが大好きで、そして心の優しい子です。
そんな息子がにじのそらさんへ通わせていただくようになったのは、2年前の夏休みから…。
初めての日、とても緊張している様子でしたが、日を追うごとにや優しい先生方やお友だちに少しずつ慣れていき、今ではにじのそらさんへ通うことが大好きになりました。
にじのそらさんでは毎回、集団遊びやリトミック、おやつ作りや造形製作、外活動など様々な活動を通して息子たちを療育してくれます。
中でも食いしん坊な息子はおやつ作りの時間が大好きなようです。みんなで協力して作ったおやつは格別、美味しいようで毎回あっという間にペロリと完食してしまうみたいです。
こうした日々の息子の様子は、連絡帳や送迎の際などにとってもていねいに教えていただけるので、私は安心して息子を預けることができます。
息子が笑顔で楽しく安心して通える場所。そんなにじのそらさんとの出会いに本当に感謝しています。これからも母子共々どうぞよろしくお願いします。
どんな時も温かく。安心して娘を託せた、感謝の12年でした。
所沢おおぞら特別支援学校 S・Y様
職員の皆様へ
12年の長い間大変お世話になり、ありがとうございました。
放課後デイサービスについてよく知らないままふじみのそらさんの説明会に伺ったのが最近の事のようです。
先生方とたくさんお話しさせていただきながら娘も次第に慣れ、楽しみに通うようになり安心して送り出す事が出来るようになりました。
家庭環境の変化で不安定になった時期もありましたが、温かく又、細やかに関わっていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
仕事や住居の変更にも柔軟に対応していただき、働きながら安心してお願いする事が出来ました。
クッキングやおでかけの大好きだった娘にとってコロナで色々な事が出来なくなってしまい残念でしたが、製作や流しそうめん、カレー作り、水遊び等々色々な経験をさせていただき、楽しい思い出をたくさん作っていただきました。
時には親が気付かないような事にも気付き、娘を大切に育てていただき本当にありがとうございました。
児童発達支援ご利用者様からのお便り
先生の言葉が、今も親子の心強いお守りです。
児童発達支援 T・K様
青空の先生方へ
遅くなりましたが、新年度も始まり少し落ちついてきましたので、改めてお礼のお手紙を書かせていただきました。
2才になったばかりの双子を受け入れて下さり行き渋りが強く、2人を抱きかかえて登園していた私の為にバスを提案してくれたり半年という長い慣らし保育にも常に寄りそってくれたこと今でも覚えています。それでも朝笑顔でバイバイできる日は少なく、2人が辛いならいっそ辞めてもいいと思って先生に 聞いたことがありました。
「本当に嫌なのか、ただの行き渋りなのか私には分かりません。」と、今思えば先生方を信頼していない失礼な言動だったと思います。
すると先生は「行く時大号泣でも、帰ってきた時笑顔なら大丈夫です。もし朝から帰りまでずっと泣いているならその子にとって負担になっているから手を打たないといけない。」 と、真剣な顔で教えてくれました。
このお話は2人が幼稚園に行ってる今でも 私の大切な指標となっています。
まだ話せない2人が幼稚園で今日何をして何を想ったのか全く分かりませんが、帰ってくる時は笑顔なのできっと大丈夫だったんだね。と心穏やかにいられるのは青空の先生のおかげです。本当にありがとうございます。
青空では一週間通して同じ物事に取り組みますよね。月~金まで少しずつやり方や難易度を変えて、月曜は分からなくても、金曜には自分からすすんでやれるようになってると。他の園だと飽きさせないように毎日違うことをやるのがほとんどだと思います。うちの子は慣れるのに時間がかかるので、毎日ちがうことをすると何もできずに一週間が終わります。ですが青空のこの方法だと金曜にはできることが多くなっています。
この子は何もできないんじゃない。寄りそって、繰り返せばちゃんと前に進めるんだ。とそう教えてくれたのも先生方でした。
本当に青空の先生方には感謝してもしきれません。今2人が幼稚園に問題なく通えているのも先生方が寄りそい根気強く接してくれたおかげだと思っています。
本当に子どもたちの成長を感じるたび、先生たちの日々の努力や想いが胸をよぎります。
最後になりますが、先生方もお体を大切にお元気でいて下さい。大変お世話になりました。ありがとうございました。